伊豆へ向かう道中で寄りたくなる絶品煮魚の名店「浜ゆう」

早川

伊豆・熱海へ向かう道中で見つけた「浜ゆう」という名店

伊豆や熱海へドライブに出かけと立ち寄りたくなる食事処があります。
その名も 「浜ゆう」。街道沿いにぽつんと佇む、昔ながらの雰囲気を残した食堂です。

観光地の華やかな店とは違い、どこか素朴で居心地の良い空気が流れており、初めて訪れたときからずっとお気に入りの場所になりました。

ここの煮魚は、今まで食べた中で“最高”と言える味

煮魚は全国どこでも食べられる料理ですが、「浜ゆう」の煮魚は別格です。
味噌煮でも醤油ベースでもなく、しっかりとした濃い味付けで、魚の旨味がしっかり引き出されている。脂の乗った魚が、口に入れた瞬間ほろっと崩れ、甘辛いタレと混ざり合い、“これぞ煮魚の完成形”と言いたくなる味。

煮魚は薄味が上品というイメージがありますが、私は断然「濃い味派」。
浜ゆうの煮魚はまさにその理想形。ご飯が止まらなくなるような、力強い味わいです。

ただし、濃い味ゆえに塩分は高め。
頻繁に食べ続けると、健康面では胃に負担もあるでしょう。
だからこそ、特別な“ご褒美メシ”として楽しむのがこのお店の良さです。

刺身・焼き魚・煮魚が一堂に揃う豪華セット

浜ゆうの定食がすごいのは、とにかく内容が豪華なこと。
刺身、焼き魚、そして煮魚――
それぞれが主役級の完成度なのに、それらが全部セットで出てくるという贅沢さ。

「海沿いの食堂は鮮度が命」とよく言われますが、ここではまさにそれを体感できます。
伊豆へ向かう前に寄ると、先においしい海の幸でテンションが上がり、旅の序章としても最高の場所です。

壁一面の海景色──ここで食事を楽しむ価値

浜ゆうの魅力は、料理だけではありません。
店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが “壁一面に広がる海”。

大きな窓からは雄大な相模湾を一望でき、時間帯によって表情を変える海を眺めながら食事ができる贅沢さ。
晴れた日は海の青がまぶしく、曇りの日はどこか幻想的。
食堂とは思えない圧倒的なロケーションです。

内装は赤を基調にした、どこか中国風の雰囲気

店内は、海の景色とは対照的に、赤を基調とした独特のインテリア。
ところどころ中国風の意匠があり、レトロさと異国感が同居しています。

“海沿いの和食堂”というイメージだけで入ると驚くかもしれませんが、
このギャップがまた良く、旅のワクワク感を倍増させてくれます。

アクセスは注意!反対側車線からは入りづらい

湘南方面から伊豆へ向かう際、浜ゆうは 反対車線側にあります。
交通量が多く、特に後続車が続いていると、Uターンや右折で入るのはやや難しい。

ゆえに、タイミングが合わず諦めたこともあるほど。
人気店ということもあり、混雑時には道路に渋滞を生む原因になることもあります。

「反対車線からは入りづらい」
これだけは覚悟して向かったほうが良いポイントです。

まとめ──旅の途中で味わう“最高の煮魚”はここにある

「浜ゆう」は単なる海沿いの食堂ではなく、
濃厚で旨味が詰まった煮魚と、海の絶景、そして旅の途中にふらっと立ち寄れる気軽さを兼ね備えた、特別な存在です。

伊豆に行くたびに立ち寄りたくなる。
食べるたびに「ああ、ここに来て良かった」と思える。

そんな 旅のルーティンに組み込みたくなる名店です。